地域の担い手にとって、「粘り強さ」と「愛嬌」は超重要。

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僕が尊敬している方のひとりに、著名なファンドマネージャーである藤野英人さんがいます。藤野さんは、常に全国を飛び回り、会社経営者や地域の担い手の人びとと交流しています。

そんな藤野さんが、「地方の現場」について自身のFacebookでこんな投稿をしていました。

いつもね、現場に来ると、絶望と希望が両方やって来る。9割絶望で1割が希望。なにごとも理屈通りいかない。多くの人たちが小さな譲歩と大きな意識転換をしたら、まるく収まるどころか全体でもっと豊かになるんだけど、小さな譲歩もできないし、ましてや意識転換などはもってのほか。特に地方に行くとそれを感じる。

でも、どんなところにも理解者がいるし、最終的には合理的な方向性に落ちていくもの。とはいえ拙速には結果が出ないので、都市部から地方の生活に夢見てやってきても大概は癇癪を起こして地方から去っていく人が多い。

地元で生まれ育ちそれなりにその土地を愛している若者が村を去っているのだから、よそから来た人がその地域を変えるなんてそもそも土台、無理筋なんですよ。そういうところをよく理解して、まずは地域に馴染み、我慢強く仲間を増やし、理屈よりあの人が言うんだから聞いてみようという雰囲気を作るまで、地盤を固めないといけないんだよね。

今日の案件も、担い手の若者がそういう粘り強さと愛嬌があるからきっと最終的にはうまくいくと思う。とはいえ、地方特有の難しさは全部あるから、それをひとつひとつ向き合わないといけないねえ。支えてくれる地元のベテランの方が温かい人が多くて、そういう人に愛されているようなので、うまくいくほうの案件になると信じられる。またしばらくしたら状況を見にいこう。

「地域は簡単に変えることができない」という前提と向き合う

今回の藤野さんの投稿は、これから地域に入って活動をしていこうと考える人にとって、非常に示唆に富んだものだと思います。

Uターン、Iターン問わず、大きな期待を胸に地方に移住しても、すぐに自分の思い通りにいくことなどほとんどないでしょう。

地域は簡単に変えることができないという前提にしっかりと向き合っていないと、いざ移住したときに心が折れてしまうなんてことがあるかもしれません。

泥臭く、粘り強さをもって活動していく

以前に、地域おこし協力隊についての本を取り挙げましたが、その本では地域に溶け込み、信頼関係づくりをすることの重要性が語られていました。

信頼関係という活動の土台を築くためには、会話をしたり、一緒に作業をして汗をかくことがなによりも大切なのです。

参照:地域おこし協力隊は、自他共に誇りの持てる暮らしを創造していく仕事だと思う。『地域おこし協力隊 日本を元気にする60人の挑戦』

藤野さんも、同様に信頼関係づくりの重要性を指摘しています。結局、何をやるにしても地域をよりよく変える近道などないですし、地道な努力のもと一歩ずつ信頼関係を築いていき、課題を解決していくほかないのです。

最後に

藤野さんは、「粘り強さと愛嬌」という言葉を使いましたが、まさにこの二語がこれから地域に入って活動しようとする人にとって大事なことなのでしょう。

逆に、粘り強さと愛嬌さえあれば、地域はあたたかく迎え入れてくれて、その先の活動につながっていくのだと思います。

それではこのへんで〜!

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