地方で情報発信する前に考えたほうがいいこと。「観光資源」そのものの価値に注目する。

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地方を活性化させていこうという議論の中では、必ずと言っていいほど、どのように情報発信をするかについての話題が出ます。

地方では情報発信がうまく行われておらず、せっかく良い観光資源があるのに、その魅力が十分に伝わっていないなどという声が良く聞かれるのではないでしょうか。

原因を探ってみると、「地方の人は情報発信の重要性をあまり理解していない」「地方の人は情報発信が下手である」などと言うような課題があげられると思います。そのための解決策として、TwitterやFacebookなどのSNSや他のWebメディアを使って地域の魅力を発信していこうと、行動を起こしてる個人や自治体も多いでしょう。

ただ、その中には内容が薄く、陳腐で、人を惹きつけないプローモーションが見受けられます。なぜ、そのような陳腐なプローモーションになってしまうのでしょうか。

情報発信における課題の本質は、プロモーションにあるのではなく「資源」そのものの価値にある

プロモーションが上手くいかないのは、もちろん発信が下手という原因が考えられますが、それ以前に、そもそも発信する観光資源そのものにあまり「価値がない」というのが考えられます。

僕が「価値がない」と判断をするのは基準は、地域に住む人々の多くが魅力に感じないものを指しています。現地の人が魅力に思わないものは、「観光資源」とは言えないということです。

確かに、無理やり「観光資源」として発信すれば、一定の期間は外部から人が流れてきて、地域が盛り上がるかもしれません。しかし、地域を盛り上げていくことは一過性のものでもなく、継続していく必要があります。

現地の人が愛着を持てない「観光資源」が長期的に外部の人を惹きつけると思いませんし、現地の人に愛され、誇りに思えるようなものに注目して、プロモーションをすることが長期的に見ても大切なのではないでしょうか。

「観光資源」である前に「地元にとって魅力的な資源」であることが重要なのです。

「地元にとって魅力的な資源」であることに地元の人が実感してない

情報発信されていない大きな理由として、情報発信の仕方が分かっていないなどありますが、そもそも、地元の人にとってあたりまえすぎたりして、「資源」そのものの魅力を実感していないことが挙げられます。

外部からみたら、とてつもなく魅力に感じる豊かな自然や、そこ根づいた文化などが、地元の人にとってはあたりまえすぎて、特に地域の良さとして気がついていないことが多々あるのです。

地元の人に親しまれてきたけど、特に改まってその良さについて考えてこなかった資源について、外部の人からヒアリングや地域での議論を通して、実感することが大事だと思います。

「地元にとって魅力的な資源」が地元の人に実感として共有されていると、プロモーションの先が見えてくるのではないでしょうか。

最後に

観光資源の魅力がしっかりと発信されていないという課題の本質は、プロモーションにあるのではなく、資源そのものの価値にあるという話をしました。

もちろん情報発信の仕方について学ばないといけませんが、それ以前に「地元にとって魅力的な資源」についてしっかりと理解しておく必要があると思います。

一過性の盛り上がりではなく、長期的にどんな地域を目指して舵取りをしていくかについて、行政だけでなく住民を巻き込んでの議論が大事でしょう。

それではまた〜!

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