哲学なきものづくり。

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家入一真さんが「哲学なき起業」というタイトルで、ブログを書いていました。

参照:哲学なき起業

哲学や思想、知性なき起業・企業は選ばれない時代になっていくと思います。ぼく自身が関わり支援するスタートアップもそうありたい。

知的・知性とは、常に傾聴し、謙虚に学ぶ気持ちを忘れない、ということだと思っています。人はすぐ「自分は何でも知っている」「自分の経験的にそれはうまくいかない」「自分の直感を信じろ」なんて、答え”らしきもの”をすぐに出してしまう。たかだか数十年しか生きてない人生の中でのわずかな成功体験に、再現性を求めてしまう生き物なのかも知れない。

知性とは、過去を悔やまず歴史に学び、明日を恐れず未来を想像しながらも、今をひたむきに生きる、ということなのかもね。

自分自身の信念や哲学を、どのように仕事と結びつけていくのかということが、個人的に今ホットなトピックなので、短い文章ながら家入さんの文章に共感を覚えました。

どのような業種であっても、ただモノやサービスを売っているだけでは、人がそこに惹きつけられなくなっている。

僕は普段からものづくりに携わっていますが、やはり最近は、作り手の信念や哲学、実現したいヴィジョンなどが魅力的な企業や人が注目を集めているように感じます。

関連記事:信念や哲学を持ったものづくりでないと、それはただの量産品になる。

とってつけたような信念や思想は、わかる人にはすぐバレるでしょう。

ある展示会でフィリピンで帽子をつくっている企業が、現地での雇用創出をアピールしているのを目にしました。興味をもって話を聞いてみると、お金がかからないからフィリピンに工場を構えているというのが、一番の理由でした。

結果的に雇用も生み出しているし、なにも文句のつけようがありませんが、個人的にはあまりイケてないなあと思ってしまいました。

なぜなら、「安くできるから」が一番の理由だと、フィリピンでものづくりを行う「必要性」は感じませんし、作り手がフィリピン人である必要もありません。安い価格で帽子が作れればいいのですから。

思想や哲学があるのかなと想い、興味をもって話を聞いたので、ちょっとがっかりでした。

そこに哲学があったら、その時目の前にあった帽子が、より一層良いものに見えたでしょう。

人それぞれ価値の感じ方は違いますが、僕にとっては、思想や哲学が、ものの価値を何倍にも何十倍にもします。

「哲学のあるものづくり」に魅力を感じるのであれば、「哲学のあるものづくり」をしたい。

そんなことを家入さんの文章を読みながら思いました。

それでは今回はこのへんで〜!

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