嫉妬や絶望、恨みなどの負のエネルギーが人を突き動かす。

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人が動くときのモチベーションはさまざまです。

何かを成し遂げたいと思うとき、その根底にあるエネルギーが大きければ大きいほど、その力が原動力になります。

今回は、その原動力になるエネルギーが、ポジティブなものではなくネガティブなものの方が、人を動かすということについてです。

人間を突き動かすのは、負のエネルギー

小坂井敏昌『社会心理学講義』のなかで、指揮者の吉松隆さんの言葉があとがきにて紹介されていました。以下、引用です。

私を育てたのは「希望」ではない。でも、だからと言って「絶望」していたわけでもないから、これはやはり「失望」としか言い様がないのだろう。社会に対する失望、音楽界に対する失望、現代音楽に対する失望、コンクールに対する失望、オーケストラに対する失望、評論家に対する失望、そして自分に対する失望……。
 結局、人間を突き動かすのは、希望とか愛とか肯定とか正のエネルギーなんかじゃなくて、絶望とか恨みとか否定とかの負のエネルギーなんじゃないか。

たしかに、正のエネルギーである希望や肯定、愛や信念などと比べると、嫉妬、憎しみ、恨み、絶望、否定、いら立ち、復讐などの負のエネルギーの方が、内からどんどんとパワーが湧き出してく流ように思えます。

人を突き動かすモチベーションとなるものは、多くの場合で正のエネルギーというよりは、むしろ負のエネルギーなのかもしれません。

負のエネルギーをうまくつかう

希望や肯定など、正のエネルギーを使って動くことができれば文句のつけようがありません。でも、そんな聖人のような人は、多くいるわけではありません。あなたの周りにいたとしても、ごく少数の人でしょう。

一方で、見返したいという思いや嫉妬などの負のエネルギーは、非常にわかりやすいモチベーションであり、人々を突き動かすものになります。

ただ、負のエネルギーは使い方を間違えると、非常にやっかいです。憎しみや絶望、嫉妬などが大きなエネルギーを生み出すがゆえに、それを制御できないと最悪の場合、自分や他人を傷つけることにつながります。

歪んでしまった負のエネルギーを抑えられない人が、凶悪な事件をおこしたという例もたくさんあります。

負のエネルギーが、心のなかで爆発しないよう上手に扱いながら、それをうまく味方につけることができれば、非常に良い原動力になるのではないでしょうか。

最後に

受験勉強で爆発的に成績をあげられる人のなかには、負のエネルギーを活用するのがうまい人が多くいました。

受験勉強はあくまで一例ですが、正のエネルギーを育みつつ、負のエネルギーとうまく付き合うことができれば、自分に良い影響を与えることができるのです。

僕自身も、負のエネルギーに自覚的になり、それをうまく活用できるようになれたらいいなと思います。

それではまた!

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