自分の価値観や経験を他人に押し付けた瞬間にそれは暴力になる。「〜すべき」から「だったらこうしてみたら」へ。

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自分の価値観や経験を、他人に押し付けたがる人ってかなりいますよね。しかも、自分では価値観を押し付けている自覚が全く無く、あくまでも良いことをしていると思い込んでいるんですよ。受け手にとっては、こんな嫌なことはありません。

今回は、価値観を押し付けたがる人と、どのように付き合っていけば良いのかについての話をしたいと思います。

自分を正当化するために、他人に価値観や経験を押し付ける人

頼んでもいないのに、「〜するべき」「こうあるべき」などと自分の持論を押し付けられたことってありませんか? 僕は、物事に取り組む姿勢を指摘されて、暗に「俺みたいに行動すべき」と指摘されたことがあります。

確かにそれは、「正しいこと」なのかもしれません。言ってることも、あながち間違ってはいないし、もちろん参考になる点もあります。

でも、受け手としては良いと思ったことを参考にするまでで、言われたことのすべてを強要される筋合いはありません。それなのに、言ったことすべてを強要させたがる人間がいます。僕が出会った人は、自分が「信じてきたことに」大きな恩恵を得ていると感じているから、それを他人にも感じてほしいという「親切心」で伝えてくれていました。でもそれは強要であって僕にはある種、暴力に感じました。

自分基準の「もったいない」を相手に押し付ける人

僕は以前、「もったいない」って言葉をかけられたことがありますが、その時すごく不快でした。なぜならそれは、自分の価値観で判断した「もったいない」であって、まったく相手の立場に立って考えられていなかったからです。相手のために考えているようで考えておらず、無神経な言葉を投げかける人がたまにいますが、そんな人はほんとに嫌なやつです。

そもそも、「もったいない」という言葉は、他人に対して使うものじゃないと思います。その「もったいない」はただの価値観の押し付けでしょう。

自分の価値観を押し付けたがる人と、どう付き合っていけば良いのか

基本的には、自分が一緒にいたくないと感じる人と、無理して付き合う必要は全く無いと思います。問題となるのは、家族や職場内など、比較的身近にいる人でしょう。身近にいる人とはどうしても付き合わないといけないですし、そうなるとなかなか難しいですよね。

本当に我慢できない場合は、距離を取る必要があるでしょう。以前僕は、どうしても相性が悪い人が身近にいたので、そのコミュニティからは離れました。

周囲に相談するのも大事だと思います。もしかしたら、身近に同じ問題を抱えている人がいるかもしれませんし、周囲に問題を共有していれば、気持ちがいくらか楽になるでしょう。

とにかく一番大切なことは、問題を一人で抱え込まないことです。

さいごに

価値観を押し付けたがる人の中には、新しい価値観を持つ人間を否定する人がたくさんいます。彼らは、これまで信じてきたことを否定されるのが怖いのでしょう。これまで生きてきた自分を正当化したいのでしょう。

僕は、価値観の多様性を断固として許さない人間をみると、なんとも言えない残念な気持ちになります。「結婚をするべきだ」「子供を持つべきだ」「感謝をすべきだ」「人に迷惑をかけてはならない」「働いて社会に貢献しなければいけない」…..。

彼らの主張は、あながち間違っていないのかも知れないけど、ある人にとってはその言葉はとっても辛く重いものになります。

民間宇宙開発を行う植松努さんは、多様な価値観を認め合い、「〜すべき」「こうあるべき」ではなく、「だったら、こうしてみたらいいんじゃない?」を増やしていけば、世界はより良くなると言っています。

自分も価値観を押し付けてしまう側になってはいけないと、植松さんのTEDのプレゼンを見ながら心に誓いました。

引用:TED×Talks

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