文章は、できるかぎりむずかしくない言葉をつかって、わかりやすく端的に表現されていたほうがいい。
以前に、本ブログでもシンプルに文章を表現することについて書いていましたが、わかりやすい文章を書く人をひとり挙げるとしたら、すぐに糸井重里さんが思い浮かびます。
関連記事:シンプルで、余分な贅肉が付いてないシュッとした文章が良い。
糸井さんの「今日のダーリン」を読むと、小学生にも理解できる簡単な言葉で、文章を書いていることがわかります。
難しい表現を避け、できるだけ文章をシンプルにしたほうが良いという効果に関する研究もされています。
以下、ダニエル カーネマン『ファスト&スロー(上)』からの引用です。
自分を信頼できる知的な人物だと考えてもらいたいなら、簡単な言葉で間に合うときに難解な言葉を使ってはいけない。
学生の間には、教授に印象づけるには難解な語彙を使ったほうがいいという通説が流布しているが、プリンストンの同僚ダニエル・オッペンハイマーはこれに異議を唱え、「必要性とは無関係に衒学的な専門用語を使用することの影響すなわち無用に長い単語を使うことの弊害」と題する論文を書いた。
この論文でオッペンハイマーは、ありふれた考えをもったいぶった言葉で表現すると、知性が乏しく信憑性が低いとみなされることを示した。文章をシンプルにしたうえで、覚えやすくするとなおよい。できるなら、韻文にすることがお勧めだ。そのほうが真実と受け取られやすい。
難解な言葉を使うことが悪いのではなく、わかりやすく表現できるところであえて難しい文章を書くのがよくない。
そして文章はシンプルにしたうえで、覚えやすい形にまとめられる人のほうが知的で信頼できると見なされやすいということです。
難しい言葉に逃げるのは簡単
学生時代、そして社会人になっても、文章を書くということは必要な能力です。僕は特に働き始めてから、相手に誤解なく伝えることのむずかしさ実感しています。
簡単に表現するのがめんどくさいがゆえに、難しい言葉に逃げてしまう。逆に言うと、簡単な言葉で表現できないからこそ、難しい言葉を使ってしまうのでしょう。
わかりやすく表現するスキル、そしてそれよりももっと大事なことが「相手にわかりやすいように伝えたいという意志だったり、気遣いな気がします。
相手が理解してくれるからと、文章をそのまま放り投げたら、伝えたいことが伝わらなかったり、誤解が生まれるでしょう。
僕もできる限りわかりやすい文章を書けるようになりたいので、いかにわかりやすく伝えられるかを面倒くさがらずにやっていきたいですね。
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