日常・考察」カテゴリーアーカイブ

ニーチェが語っていた「生きる意味」が、めちゃめちゃ腑に落ちた。

佐々木中さんの著書『切りとれ、あの祈る手を』のなかで、「ニーチェが「生きる意味」についてこんなこと言っているよ」と書かれている箇所が、めちゃめちゃ腑に落ちたので書き残しておきます。

もしかすると、三八〇万年の永遠のなかでは、自分の生はまったく小さな芥子粒(けしつぶ)のようなもので、何の意味もないではないかとでも思うのかなあ。言いましょう、いや、それは絶対に無意味ではない。

そんなこと言っていたら、四〇〇万年の人類の生ですら、宇宙の膨大な生成のなかでは無意味になってしまいますよ。それがいかに美しい一瞬の閃光であっても、花火のように果敢ない一夏の夢だったということになる。

でも、ーーやはりこういうときはニーチェなんですよね。

彼はこういうことを言っているのです。人は苦悩して言う、自分が何をなすべきかわからず、自分の人生に意味があるのかもわからない、と。しかし、それは自分が何かの原因であり、行為の主体であると考える思考の過ちからくる為の問題に過ぎない。君は何かをなし、それが意味を成すのではない。

「君はなされてる!いかなる時でも!」と、歌うように彼は言う。つまり、われわれは宇宙の巨大な生成の一部で「あり」、その意味「である」のですよ。

この膨大な宇宙の生成のなかで、われわれがこうして言葉を得ることができ、そしてそれを紡いでいくことは絶対に無意味ではない。それは意味をなすのではない。それ自体が意味なのです。

上記の文章は、これまで生きてきたなかで、一番「生きる意味」についてわかりやすく、納得感のある言葉だったと個人的に思っています。

悩んでいる人は、ミクロな視点で自分自身が主体としての生きる意味を考えてしまいがちだと思いますが、そもそもこの宇宙のなかで生成されて今を生きているということに意味があるということ。

この言葉に救われる人は、たくさんいるのではないかな。

「そんなことやってる場合じゃない」の「そんなこと」が人生を豊かにする。

ライターの古賀史健(こがふみたけ)さんは、毎日文章をnoteに書いています。

毎日文章を書いて更新するのは、ほんとうにむずかしいことなので、それを続けている古賀さんはほんとうにすごいなあと思いながら彼が書いた文字をよく読むのですが、11/14日の記事が、いまの自分にささりました。 続きを読む

人生をかけて、毎日耕したいと思う畑を持っているかどうか。

毎日やり続けたいと思うことや、ついつい熱中してしまうことがあるということが、これからの強みになってくるのではないかとふと、思いました。

何かに特定の分野について熱中し、没頭してしまう人のことを、少し前はオタクなどと呼んでいましたが、オタクになれるというのはまったくマイナスなことではなく、確実にその人の長所になる。

なにか興味のある分野を一つの畑だとすると、毎日耕しつづけたいと思う畑を持ち、そしてその畑を耕すことが習慣になっている人が生きやすい世の中に、これからはどんどんなっていくのだと感じています。 続きを読む

読みたい本は秒速でポチると良い。

僕は、読みたいと思った本に出会った時は、できるかぎりお金のことは考えないで、すぐに購入しようと心がけています。

興味があるくらいの本であれば、一旦「ほしいものリスト」に追加していますが、これはすぐ読むべきだと感じたものは、秒速とまではいかなくとも、すぐにポチってしまいます。

このすぐに本を買っちゃうフットワークの軽さって、結構大事なのかなと思うことがありました。 続きを読む

悩みを追い出すために、あえて多忙であれ。

D・カーネギーの名著『道は開ける』に、心の中から悩みを追い出すために効果的なこととして、「多忙であること」が挙げられていました。

コロンビア大学教育学部のジェイムズ・マーセル教授は以下のように説明しています。

「悩みは人間が活動している時ではなく、一日の仕事が終わった時に人間に取りつき、害をなすことがもっとも多い。そんな時には、やたらに妄想がほとばしり、あらゆる種類の馬鹿げた可能性を拾い上げ、取るに足りない失策を一つ一つ拡大して見せる。こんな場合には、あなたの心は荷重なしに動いているモーターそっくりだ。空転したまま軸受けを焼き尽くすか、粉々になってしまう恐れがある。悩みに対する治療法は、何か建設的な仕事に没頭することだ」

たしかに、何か個人的な考えごとをしている暇がないほど、活動に没頭するときは、悩みを忘れられている。 続きを読む

夜明け前が一番暗く、春になる前が一番寒い。

西洋の格言に、「夜明け前が一番暗い(The darkest hour is just before the dawn.)」というものがあります。

実際に「夜明け前」が一番暗くはないと思いますが、あくまで格言なのでそれはさておき。

色々な解釈があるでしょうが、要はどんなに先が見えなく、どこに進んでいるのかわからない真っ暗闇のトンネルを歩いているような辛い状況だったとしても、かならず光がすぐそこまできているよという意味です。 続きを読む

どん底から這い上がった経験が、人を強くする。「スーパーサイヤ人理論」

辛いことや挫折を経験することは、誰にだってある。

時には、どん底とも思えるような、再び這い上がってくることが難しいと思えるような状況におちいってしまうときもあるかもしれません。

僕も、思い返すとこれは超しんどかったという大きな挫折を数回しています。その都度、なんとか人の手も借りながら、これまで生きてきました。

苦しい時はほんとうに辛いですが、どん底から這い上がり、過去の思い出として語ることができるようになると、その経験のおかげて自分が心身ともに強くなったり、より広い視点からものごとを見れるようになったりするように感じます。

何が言いたいかというと、辛い経験も無駄ではないということです。 続きを読む