ものづくり」カテゴリーアーカイブ

ものづくりにおける自信と傲慢さ。

仕事をしているなかで、自分自身が深く関わった商品やサービスがあれば、それにたいしては大なり小なり愛着が湧いてきます。

特に、自分の手で0から1まで完結できてしまうようなものづくりの業界においては、その商品に対する個人的な想い入れがより強くなるでしょう。

自身の商品やサービスに、絶対の自信を持っているというのは、良いことであるとは思いますが、自信を持つことをはき違えると、自信が傲慢さに変わってしまう恐れがあります。 続きを読む

ものづくりには豊かさがある。

ものづくりには豊かさがある。

ものづくりの良さを一言で伝えようとするならば、今時点ではこのように答えます。

「ものづくり」といっても、手に乗っかる小物から大きな車まで幅広いので、ここで言うものづくりとは、自分の手を動かし、なにもなかった0の状態から1を作れる範囲のものを想定しています。

では、ものづくりの「豊かさ」とはなにか。 続きを読む

ものづくりにおける採算と質のジレンマ。

僕が最近よく考えることが、採算と質の関係です。

作り手やサービスの提供者が、質をとことん追求してしまうと赤字になって採算がとれないため、ある程度の出来で、受益者に商品を提供せざるおえない状況が時折生まれます。

100点満点中80点くらいのクオリティーで提供すれば黒字だけれど、それ以上を目指そうとすると赤字になるようなものです。

この採算と質の折り合いをどのようにつけるか、というのはおそらく多くの人が頭を抱える問題なのではないかと思っています。 続きを読む

人の手がかかるものづくりには非効率の価値があるから、その他の作業をできるだけ効率化するべき。

ものづくりの分野、とりわけ全ての工程を機械やロボットで完結するのではなく、人の手が必要とされる手仕事などは非効率にみえる作業部分がすくなからずあります。

ただ、人の手が必要な非効率な部分こそが、ものづくりの価値として評価される所でもあります。

今回は、ものづくりにおける効率と非効率についてです。 続きを読む

ものづくりの本質は、心でつくること。不器用で下手な、素人の手づくりの方が良い。

初版が1993年に発行された岡本太郎さん著『自分の中に毒を持て』は、人生に大切だと思えるエッセンスがたくさん詰まった本です。

参照:人生に悩んだら、岡本太郎を読むべし。『自分の中に毒を持て』

岡本さんは芸術家でありましたが、「ものづくり」に関しても、本書にて言及していました。そこに書かれていることが、ものづくりに関わる人でも、そうでない人にとっても示唆に富むものに感じました。 続きを読む