書評」カテゴリーアーカイブ

聞き上手になるためのコツを、プロのカウンセラーから学ぶ。『プロカウンセラーの聞く技術』

聞く技術に関して興味を持ったので『プロカウンセラーの聞く技術』という本を読みました。

筆者の東山絋久(ひがしやま ひろひさ)さんは臨床心理士であり、プロのカウンセラーです。また現在は大阪にある帝塚山学院大学で教授をされています。

この本のテーマは「聞き上手になるため」です。聞く技術をもって人間関係を円滑にしたいと考える人から、カウンセラーを目指している人。日常的にインタビューする人にとっても、参考になるエッセンスが詰まっています。

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先人の遺したメッセージは、何かに行き詰まったときにそれを打開するためのヒントとなる。『太陽の讃歌 カミュの手帖1』

就職、仕事、人間関係、恋愛、結婚、病気..。誰しも少なからず悩みや苦しみと対面し、より良く生きていくために日々格闘しています。

ある人にとっては大きな悩みだけど、ある人にとってはそれが小さな悩みであったりするので、「悩む」ということをどう捉えるかは人それぞれなのです。人それぞれだからこそ、悩みを抱え込んでしまう人とそうでない人がいるのでしょう。

アルベール・カミュが書いたフィエゾールという文章には、人生の悩みや苦しみをどう捉えるかの記述があります。心にふっと落ちていく文章であったので紹介したいと思います。 続きを読む

後悔しない人生を送るために、自分自身と正直に対話をすること。沢木耕太郎 著『ネクタイの向こう側』

沢木耕太郎の著書僕らの流儀』は33編もの作品が収録されています。それぞれの作品は短いながらも、一人の人間の人生が凝縮された中身の濃いもの話となっています。

その33編の中で私が一番好きなのが『ネクタイの向こう側』の話です。 続きを読む

次世代を担うリーディングカンパニーとなるベンチャーはどこか?

『未来を創るスゴいベンチャー101』にはまさに未来を創るであろうイノベーティブな企業がたくさん紹介されています。特に就職活動前の学生はとっては、今後のトレンドを知ることが出来ますし、一読する価値があると思います。

個人的に注目した分野が、IOT、FinTech、シェアリングエコノミー、Food-techの分野です。一部ではありますがこの四分野を下記で紹介します。 続きを読む

嫌なことや世の中の不条理を感じたら、いっそのことすべて「太陽のせい」にする。

2015年頃、妖怪ウォッチというアニメが子供達に人気でした。アニメに影響されて、なんでも「妖怪のせい」にする子供が増えたということを良く耳にしました。

「妖怪のせい」と聞いた時に僕が思い出したのが、カミュの『異邦人』の中に出てくる主人公です。彼は人を殺した理由を「太陽のせい」にしました。

なんで主人公は「太陽のせい」にしたのか。 続きを読む

3分で読めるカフカの古典的名作「掟の門」を読んで、自分がどう生きていきたいかを考えてみる。

岩波文庫から出版されている『カフカ短編集』のなかに「掟の門」(おきてのもん)という作品が収録されています。

非常に人生における示唆に富んだ作品で、考えさせられました。

3分ちょっとで読めるのでぜひ、読んでみてください。

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人生を山に賭ける登山家、山野井泰史さんの生き方。

山野井泰史さんという登山家がいるのをご存知でしょうか。

山岳雑誌「山と渓谷」2016年1月号に掲載された、読者1,000人による好きな登山家アンケートでは、植村直己を抑え堂々の1位に選ばれています。ちなみにその妻、山野井妙子さんも外国の山岳雑誌に「世界で最も才能のある女性クライマー」と書かれることもあり、彼女も上記のアンケートで10位に選ばれています。

僕が彼とその妻の妙子さんを知ったのが、沢木耕太郎の著書『』で彼らの生き様を読んだのがきっかけです。ノンフィクションで綴られる彼らの山に人生をかける生き方に、衝撃を受けたことを覚えています。

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NPO活動や社会起業家を目指すのは、働くことに対する不信感の裏返しなのかもしれない。

私達が、あたりまえのように使っているお金ですが、お金の役割や本質についてちゃんと考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。

投資家が「お金」よりも大切にしていること』の著者である藤野英人さんは、投資信託を運用するファンドマネージャーとして活躍されており、その職業柄、お金とは何なのかを徹底的に考えてこられた方です。

僕は、本書を読んだことで、「お金のこと」「働くこと」に対するイメージが大きく変わりました。非常に読みやすく、示唆に富んだ内容なので、どなたにも一度は読んで見てもらいたい本です。今回は、本書について紹介したいと思います。 続きを読む

カリスマファンドマネージャー藤野英人さんの『君の人生を変える100の小さな習慣』

レオス・キャピタルワークスの創業者で代表取締役社長。ひふみ投信のファンドマネージャー藤野英人さんが考える100の習慣を紹介します。

この100のリストは、非常にシンプルでありながら、大切なエッセンスが詰まっています。もちろんこのすべてを行う必要はなく、出来そうな事からやっていけば、自らの心身の豊かさに繋がることでしょう。 続きを読む