新年度を迎えた4月1日。
さくらが咲き始めているまさにこの時期は、出会いと別れの季節です。
僕自身も、4月から新社会人として働き始めるにあたって、新たな出会いがたくさんあると思います。一方で、3月に大学を卒業したことで、それまでに多くの別れがありました。
もちろん、一生の別れではありませんが、それぞれが違う道に進みます。
そんな時に、かけてもらった言葉のなかで、一番うれしかったものがあります。それは、僕の存在そのものを肯定してくれるような言葉でした。
あなたと出会えてよかった
僕が別れが続く時期に、ある知り合いから言われたのが、「あなたに出会えて本当に良かった」という一言でした。
僕はその言葉を聞いたときに、なんともいえない感情になりました。変な例えかもしれませんが、その言葉が自分の身体のまわりを、あたたかく包んでくれているような感覚です。
なんでそんな感覚に包まれたのかと考えてみると、その言葉は能力とかではなく、僕自身がこの世界に生きているという存在自体を肯定してくれていたからです。
このときに確信したのが、人が他人からかけられて一番うれしい言葉は、自分の存在そのものを全力で肯定してくれことなのではないかということです。他人から、全力で存在を肯定されると、それが自信につながります。
存在を承認し合うことで、世界はきっと良くなる
他人に存在を承認する言葉を意識してかける人がどんどん増えていけば、世界はきっと今より良くなると思います。
仕事においても、自分が仕事でまったく認められず、会社に居場所を感じられないという理由で、仕事を辞めてしまう人が多くいるのではないかと感じます。
もし、仕事仲間から存在を肯定してくれるような言葉をかけられ、そこに居場所を感じられていたら、辞めなかったかもしれない人がたくさんいるのではないでしょうか。
家族や恋人とうまくいっていない原因にあるのは、互いの存在をしっかりと承認し合うことが足りていないのかもしれません。人は、他人から存在を肯定されるその一言によって、人生が変わることだってあるのだと思います。
最後に
他人から、存在を肯定されるとそれが大きな自信になり、ある人にとってはそれが生きる希望になることだってあります。
意識して、他人の存在を肯定するような言葉を使っていると、それが人から人へと巡り巡るのではないかと思います。会社やあるコミュニティで、承認の輪が生まれれば、そこは素晴らしい環境になるのではないでしょうか。
それではまた!
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