京セラを創業した稲盛和夫さんは、著書の『生き方』にて、「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」という方程式を紹介しています。
そしてこの方程式の三つの要素(考え方、熱意、能力)なかで、稲盛さんが一番重要な要素として捉えていたのが「考え方」です。
考え方の持ちようによって、人生が大きく変わるというのです。 続きを読む
僕が学生時代に悩んでいたテーマのひとつに、「働くことの意味について」がありました。
仕事観なんて働いてみないとわからないとは思っていましたが、それでもなぜ働くのか、なんのために働くのかなどモヤモヤしたものを抱えながら色々と模索していたのを覚えています。
生活のために働くというのは大前提としてありますが、ポイントはその先にある自分なりの価値観や哲学的なところです。
今はまだ、自信をもって自分なりの仕事観を伝えることはできないですが、ある程度まで言葉にできるようになってきました。 続きを読む
東浩紀さんの『ゲンロン0 観光客の哲学』では、ドストエフスキーの小説から現代のテロリズムがはびこる激動の時代を紐解く試みをしています。
僕はドストエフスキーの小説を読んだことがなくまったくの無知ですが、ドストエフスキーは、社会変革の理想に燃えた人間がいつのまにかニヒリストになってしまうプロセスを緻密に描きだしていると東さんはいいます。 続きを読む
人生はコツコツと積み重ねていくことが大事である。
生きていくうえでの教訓として、積み重ねることの重要性を聞かされたことが誰しもあると思います。
僕自身も、人生はコツコツ積み重ねていくことが大事なことだと考えてきましたが、「人生は積み減らすべきである」という違う視点からもあることを知りました。 続きを読む
現役最年長棋士であった加藤一二三さんが、2017年6月20日に将棋界を引退しました。
参照:加藤一二三九段が引退 「将棋界のレジェンド」は62年10カ月間、こう戦った
そんな加藤さんが自身のツイッターにて、こんなツイートをしていました。
人生も、将棋も、
勝負はつねに
負けた地点からはじまる。— 加藤一二三@九州豪雨お見舞い申し上げます (@hifumikato) 2017年7月2日
人生も、将棋も、
勝負はつねに
負けた地点からはじまる。
短い文章ですが、加藤さんがこれまでの人生のなかで経験した大事なエッセンスがつまっているように思えます。 続きを読む