月別アーカイブ: 2017年3月

目の前の「あなた」を動かすことが、社会貢献の大きな一歩になる。

世界を変えたいとか多くの人の役に立ちたいと考える人や、それを目標にしている人があなたのまわりに一人くらいはいませんか?

世界を良くしたいとか、人のためになりたいという考えを軸に持つことは悪いことではなく、素晴らしいことだと思います。実際に、信念をしっかりと持って活動を行なっているカッコいい大人がたくさんいます。

僕も大学生の時、そんなことを強く考えていたことがありましたが、その時を振り返るとかなり大きな勘違いをしていました。大きな影響を与えることに目が行きがちになり、結局目の前の一人すら幸せにすることができていなかったのです。 続きを読む

ローカリズムとは何か?グローバル化する市場経済に振り回されない小さな世界を創造するということ。

内山節さんの著書『ローカリズム原論』には、ローカリズムとは何かについて、非常にわかりやすい言葉で説明があります。

そもそもローカリズム(Localism)とは、日本語では地域主義(ちいきしゅぎ)のことで、各地方の独自性や特徴を重視し、尊重する考え方をいいます。

今回は、ローカリズムについてです。 続きを読む

なぜ、仕事が虚しいと感じるのか。マルクスが指摘した、資本主義のもとから生まれる「疎外された労働」がそのヒントとなるかも。

なぜ、僕たちは仕事を通じて、そこから虚しさを少なからず感じてしまうのか。

マルクスが若い頃に、はじめて資本主義とは何かを考察しようとした『経済学・哲学草稿』という文献があります。この「第一草稿」の中に「疎外された労働」という章があります。

この章でマルクスは、「資本主義は疎外された労働の産物だ」ということを書こうとしました。

マルクスが指摘した、「疎外された労働」を紐解くと、僕たちの仕事から感じる虚しさの正体が浮かび上がってきます。
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経済学者・宇沢弘文が提唱した、社会的共通資本という考え方。

社会的共通資本とは、日本の経済学者であった宇沢弘文さん(1928-2014年)が提唱した概念です。

岩波新書から、『社会的共通資本』が出版されていますが、僕が今回読んだのは宇沢さんの著書『経済学と人間の心』です。

社会的共通資本について、少し難しい言葉もありますが、説明している箇所があったので紹介します。 続きを読む

やりたいことがあったら立候補し、好きなことがあったら宣言する。

誰しもやりたいことや好きなことに囲まれて環境で生きていけるのであれば、そうしたいでしょう。

実際、現実はなかなか難しいですが、インターネットで誰でも情報発信ができるようになったいまでは、やりたいことがやりやすくなっています。

やりたいこと、好きなことがあったら、まずは立候補したり宣言することが大事なのだと思います。 続きを読む

失敗や不運の先に、もっと行ってみたい場所があったりする。

さまざまな選択肢を前にすると、自分がどのような道を選んで進めばいいのかという問いが頭のなかをぐるぐるします。

もちろん、自分が納得する選択ができるのが一番良いと思いますが、案外どの道に進んでもなんとかなるし、以前には考えてもいなかった行きたい方向が見つかることがあります。

今回は、失敗や不運の先に、案外、もっと行ってみたい場所が見つかったりするのではないかということについてです。 続きを読む

風土を知ることが、グローバル化を理解するために一番必要なことである。

海外を旅したり、日本の地域に足を運んだりすると、その土地に暮らす人々のローカルな世界が広がっていることに気がつきます。その土地ごとの風土があり、特色があると言ってもいいでしょう。

哲学者の内山節さんの『ローカリズム原論』では、三澤勝衛の風土論について語られています。

そこでは、なぜ風土を知ることが、グローバルを理解するために必要であるのかについての理解を深めることができます。今回は、風土とグローバルについてです。 続きを読む

経済発展が人々を豊かにしていくというイメージが薄れてきている。

哲学者の内山節さんの著書で、2013年12月に出版された『新・幸福論「近現代」の次に来るもの』があります。

本書のなかでは、経済発展が人々を豊かにしていくというイメージを持てなくなっていると指摘しています。

僕自身も、経済発展を否定する気はありませんが、心のどこかに成長の限界を感じています。今回は、経済発展と豊かさについて考えてみたいと思います。 続きを読む